神戸市役所センター合唱団
欣之介コンサート


<行事案内> 市民団員大募集中!




合唱団活動報告
沖縄に支援と連帯の大行動を- 2015年7月20日(日)カヌチャベイホテル大宴会場②  戦後70年 ストップ辺野古新基地建設!うたごえのつどい

 

沖縄に支援と連帯の大行動を- 2015年7月20日(日)カヌチャベイホテル大宴会場  戦後70年 ストップ辺野古新基地建設!うたごえのつどい

 

木津川計一人語り劇場

 

 NPT再検討会議派遣団無事帰国!多くのことを感じ学ぶことができた1週間でした! 存分に活動し役割をはたしたうたごえ代表団!平和のうたごえ響く

 

核兵器廃絶の皆様の願いをNYに届け、太鼓に歌にパフォーマンスにと、大活躍!!うたごえ代表団の一員・山田さよこへの支援ありがとうございました!!

 

山田さよ子NPT壮行会反核・平和のうたごえをひびかせよう!   うたごえ代表団 4月25日NYへ出発

 

阪神大震災から20年
1月11日(日)、神戸新聞松方ホールにおいて、阪神・淡路大震災20周年メモリアル「鎮魂と再生のメッセージ」と題して「わが街よ永遠にコンサート」を開催。震災大震災鎮魂組曲「1995年1月17日」の全曲演奏やこの曲の作詞・作曲をされた森村誠一氏・池辺晋一郎氏、日本のうたごえ合唱団をゲストに迎えて行い、会場の満席のお客さまに聞いていただく事ができました。

 

二つの海 沖縄公演沖縄の海に眠る子供達や人々の御霊に届くようにと願い歌った

 

第4回全国自治体のうたごえ合唱発表会   神戸市役所センター合唱団が発表曲「奪われし初恋」で1位自治うた大賞に輝く!


写真

 

命の大切さ、尊さ、人々のつながりや絆の大切さも改めて考える事ができました。とんだばやし混声合唱団定期演奏会で震災組曲全曲演奏2014年7月20日(日)すばるホール


集合写真

 

第9期うたの学校生発表会で熱演!!  かたりあおう復興への願い込め、希いと


うたの学校
集合写真

 

木津川計先生一人語り劇場「曽根崎心中」以後 ぐいぐい引き込まれ・・


木津川先生
うたう会

 

日中異文化交流会&西日本郷土講習会

領土問題や安倍首相の靖国神社参拝等で政治的に日中関係が冷え込むなか、「今こそ民間レベルで日中音楽交流を!」という趣旨のもと、5月5日(月・祝)に夕方6時からこうべ輪太鼓センター会館にて、日中異文化交流コンサート&うたう会」が開催されました。当日はあいにくの天気でしたが、大勢のお客さまが来て下さいました。   主催者挨拶のあと、コンサートのオープニングを飾ったのは「六郷すずめっこ」の皆さんによるすずめ踊りでした。軽快な太鼓と笛等によるお囃子に乗って、色鮮やかな装束をまとった男女が美しくかつ力強く、舞い踊りました。このすずめ踊りは、仙台に伝わる踊りで今年の宮城祭典の合同演目にもなっています。  次に登場された八房里香さんは南京玉すだれの名手で、今回はあみたけ踊りをはじめ、ご当地芸として明石大橋やルミナリエそして、異人館等を玉すだれで表現し、「みんなのところに福よ来い!それでは皆さまお達者で」と結ばれて会場は拍手に包まれました。キプリュは、「ジュピター」と「緑の街に舞い降りて」の二曲を井上由子さんのピアノに乗せて歌いあげました。神戸市役所センター合唱団は、北川秀樹さんの指揮により、「希い(ねがい)」と「木を植える」の二曲を披露しました。  続いて中国の音楽の演奏を披露されたのは、李亜輝さんと大薗玲子さん、そしてアジサイ合奏団の皆さんでした。曲目は「月は我が心」「花美しく、月まどか」更に「魚舟唱晩」の三曲で特に「魚舟唱晩」の李さんの二胡と大薗さんの古琴の共演は圧巻でした。続いてこのコンサートのトリを務めたのは太鼓衆団輪田鼓で、「花がたみ」と「海ひらく大輪田」の二曲の迫力のある演奏で、コンサートを終えました。  第二部のうたう会は司会を北川・池本、ギターを田中団長、そしてピアノを山田が担当し、いつもより短い時間でしたが、リクエストがたくさん出て12曲を歌い、踊りました。「陽気に生きようこの人生をさ」以降、ラスト曲の「見上げてごらん、夜の星を」まで3曲は全員輪になって踊り、最後は手をつなぎながら歌い交わして大いに盛り上がりました。会終了後、帰られる方々の素敵な笑顔があちこちで見受けられました。「音楽は国境を超える」という事を実感できた貴重な日中異文化交流コンサート&うたう会でした。  次回のうたう会は6月8日の午後3時開演で、ゲストに木津川計先生を迎え、『曽根崎心中以後』という内容で、一人語り劇場を行い、そのあとうたう会を行います。皆さまお誘い合わせの上、ぜひお越しください。

日中異文化交流会


 


 5月5日、6日こうべ輪太鼓センター会館にて西日本郷土講習会が行われました。仙台より六郷すずめっこの皆さんを講師としてお迎えし、すずめ踊り①お囃子②踊り③しの笛のコースを開講。また以前の輪太鼓会教室生であり、現在様々な場所で玉すだれを教えておられる岡本さんを講師として④南京玉すだれコース、我が太鼓衆団輪田鼓樫原さんを講師として⑤鵜飼かがり火太鼓の5コースを開講しました。 今回はすずめ踊りコースの報告です。    仙台すずめ踊りコースには六郷すずめっこ代表阿部文さんはじめ、4名の方が仙台から講師として来て下さいました。おどりコースには29名が参加。2日間で覚えられるかなーとちょっぴり不安な気持ちで講師の先生方をお待ちしているとそこに登場された先生方はなんと本番衣裳!!背にすずめを染め抜いた法被姿がカッコイイ!赤と緑の色鮮やかな扇子をもち、さて講習開始。足の運び、扇の動きをていねいに教えて下さいました。  みんなで同じ踊りをするところ、また自由に踊って決めポーズ、と変化のあるとても楽しい踊りです。講師でもある代表の阿部さんはうたごえ新聞でも話されていたように、六郷地域も津波で多くの方が被害を受け、3年経った今も仮設住宅に住んでいる方がおられる、そんななか、お祝いの踊りであるこのすずめ踊りを踊っていいのかと思った時もあったけれど、自分達が笑顔で踊る事で、みてくださった方が元気になる、笑顔になる、私たちは踊らなければと思われたそうです。阿部さんはとても元気で明るく楽しいステキな先生でした。  お囃子、しの笛コースはそれぞれ一からの練習で何とかリズムやメロディーを通せるように何度も練習しました。太鼓は長胴、締太鼓をそれぞれ練習。山口先生の鉦に合わせて練習しました。講習一日目の夕方より全体で合わせて演奏。それぞれのパートで練習しているだけよりお互いのパート、踊りが入った方がより楽しく演奏できました。  2日間はあっという間に過ぎ、成果発表では、踊りは3つのグループにわかれ、それぞれのグループで構成も考え、思いっきり楽しく踊りました。仙台に帰られる先生方をお見送りした時には別れが惜しく、涙する講習生も。11月に仙台でお会いし、一緒に踊り、演奏できることを楽しみにしています。
日中異文化交流会
日中異文化交流会

 

みどりのコンサート23~新実徳英先生をお迎えして

4月29日(火・祝)、昭和の日に神戸新聞松方ホールにてみどりのコンサート23が行われました。環境団体の「アースデーひょうご」と共催で、毎年「みどりの日(旧)」に環境と平和を考えるコンサートを開催しており、今年で23回目を迎えました。当日は雨風の強い天気でしたが足元の悪い中、350名を超えるお客様にお越しいただきました。  輪田鼓の太鼓演奏で始まり、アースデーひょうご代表の小山英二さんのお話に続き、早速浅井先生、藤澤先生の登場で神戸市役所センター合唱団、みどりのコンサート合唱団で「木を植える」を歌いました。この曲は浅井先生にこれまで何度も指揮をしていただいている曲で、Tシャツ姿の出演者に、浅井先生のグリーンのボーダー柄のシャツも素敵でした。  第2部の始まりは豊中混声合唱団、豊中少年少女合唱団「葉っぱのフレディ」の演奏です。豊中混声合唱団を指導されている西岡先生とは2年前、つぶてソングを通じて知り合い、2012年のつぶてソングの集いにも豊中混声合唱団の皆さんが一緒に歌って下さいましたが今回のみどりのコンサートではつぶてソングを一緒に歌って下さるだけでなく、単独演奏を引き受けて下さいました。演奏して下さった「葉っぱのフレディ」は一年で散っていく葉っぱの一生から「生」と「死」を捉えた物語で、みどりのコンサートにふさわしい、素晴らしい演奏でみどりのコンサートの一部を飾って下さいました。  続くみんなで歌いましょうコーナーでは「自由よ」「大きなうた」を会場の皆さんと一緒に歌いました。  新実先生、浅井先生、田中団長によるお話に続き、新実先生の指揮で、第1部の合唱に豊中混声合唱団、東播センター合唱団の皆さんが加わり、混声合唱組曲空に樹に…より「生きる」、「風を返して土を返して」を歌いました。どちらも新実先生作曲の合唱曲ですが、「♪南相馬市の夏が好きだった~」と始まる「風を返して土を返して」はつぶてソング同様、和合亮一さんが福島で書かれた詩を基にして創られた曲です。「風」「土」、本当であれば子どもたちにとって当たり前に存在する自然、そして風土という言葉で伝えられるその土地の生活そのもの。それが当たり前でないことへの想いが募ります。新実先生の指導で客席の皆様も一部分を練習し、一緒に歌って下さいました。  そして第3部はメイン曲である「つぶてソング」。衛都連合唱団も加わり、80名を超える大人数での合唱となりました。つぶてソングは2月から練習し、また4月からは浅井先生のレッスンを重ねてきました。この曲は福井在住の和合亮一さんが明日の生活すらどうなるか分からないといった状況の中で書き、すぐに人の目に届くツィッターという手段を通じて伝えた言葉を「詩の礫」としてまとめ、その言葉に新実先生が曲を付けたものです。浅井先生はそのレッスンの中で、ご自身が福島、そして宮城に行かれた経験を何度も話され、その言葉に込められた意味を伝える大切さを何度もおっしゃられました。また、「涙」「泣く」という言葉を出され、「涙のない演奏は今回この曲を取り上げて歌う意味がない。」とも言われました。つぶてソングはきびしい状況がとても穏やかな曲調で示されているものが多くあり、それらの曲を私たちがどう伝えるのか、どのようにお客様に聴いて頂くのか、とても難しい演奏でもありました。浅井先生や新実先生、ピアニストの先生方に色々と教えて頂きながら歌い手もそれぞれ考えて舞台に臨みました。気持ちは伝わったでしょうか。最後には浅井先生の定番(?)大地讃頌の大合唱で幕を下ろし、今年のみどりのコンサートも終了しました。お越しいただいた先生方、一緒に舞台にあがって下さった皆様、そしてゴールデンウィークの忙しい中お越しいただきましたお客様、ありがとうございました。
みどりのコンサート23

 

2014年4月6日(日)田中嘉治団長の日本のうたごえ全国協議会会長就任祝い、励ます会80名の参加のもと、田中嘉治会長のスタートを祝いました!!


祝う会

 

ヨーロッパ公演『平和旅行記』(2)

 神戸市役所センター合唱団が委嘱制作した混声合唱組曲「悪魔の飽食」(原詩/森村誠一、編詩/池辺晋一郎・神戸市役所センター合唱団、作曲/ 池辺晋一郎)の『ヨーロッパ公演』平和の旅が07年7月21日(土)~29日(日)の9日間、クラクフ、プラハの公演先を中心に行われ、念願 だったポーランドのアウシュビッツを訪問しました。

 二○世紀の二大戦争犯罪である「七三一部隊」と「アウシュビッツ強制収容所の大量虐殺」、この悲惨な歴史的事実を忘れないために、私たちは 平和のためのささやかな活動を日本国内はもとより、世界に向けて発信してきたこの平和の旅を不十分ながらお伝えしようと思います。 (事務局長 樋口玲子)

クラクフ市街地(ポーランド)で公演

 前回は、7月23日、アウシュビッツ収用所と3キロ離れた第2アウシュビッツ収容所といわれるビルケナウ収容所の話までで終わった。

 23日、アウシュビッツ収容所見学後の夕食は20時半頃からだったが、夕食もそこそこに、明日の公演の宣伝をしようとでかけた。この宣伝は、クラクフの旧市街地の広場で太鼓衆団輪田鼓の太鼓を中心に、参加者でチラシをまいた。なかには、この宣伝のために浴衣を持ってきていた人たちもいて日本情緒たっぷりに、明日の公演を知らせた。この旧市街地では、ここそこでいろいろな音楽が鳴り響いていたが、太鼓の用意をしているだけで人が集まり、打ち始めると7重8重に人垣ができ、チラシも奪うように取って行ってくれて、用意していたチラシはアッという間になくなってしまった。 実際に、このチラシを見て、公演に来てくださった方も多かったと聞いた。

 このチラシまきからの帰り道に、日本で言う24時間営業のコンビニのようなところを見つけた。食料品中心だが、飲み物やパン・ヨーグルトなどちょっとしたものをいろいろ売っていて、この店にお世話になった人も多かった。

ヨーロッパ公演『平和旅行記』(1)

 

ヨーロッパ初演「悪魔の飽食」字幕を見つめ

 翌24日は、いよいよ公演日。といってもリハは午後からで、午前中は、バベル城はじめ、クラクフ市内の見学をした。バベル城への入り口の衛兵は、身動きせず立っていた。触ると捕まるそうだが、雨の日も風の日も大変だと感じた。その衛兵と記念写真を撮る人は多かったが、彼の方は何を思いながら立っているのだろうと思ってしまったのは、私だけだろうか。 バベル城は、中世のたたずまいのまま、凛として 立っていた。この丘からは遠くクラクフの街並みが見渡せるが、五〇キロ離れたアウシュビッツでの出来事も見ていたのだろうか。

  旧広場の塔の上から聞こえてくるトランベットの音色は、古都の空に響き渡っていた。この広場では、銅像と思っていたら、急に動き出し、「えっ人間だったの!」というようなパーフォーマンスがいろいろ見られた。見学は、各班ごとだったが、広場では、なぜか班のメンバーとはぐれた森村先生ご夫妻と遭遇した。 さて、前置きが長くなったが、いよいよ クラクフ公演の行われる会場、ノヴァフータ文化センターに到着。控え室がないかも・・と噂されていたが、きちんと男性・女性の控室が用意されていた。

 日本全国から集まってきた140名の歌い手。いよいよ本番と思うと、心地よい緊張もある。ひととおり、リハーサルを済ませ(立位置を決めるのに一苦労・・でしたが)軽く夕食を食べ、いよいよ本番。お客様は来てくれるのだろうか。果たして、私達の思いは通じるのか?18時、舞台にあがり会場を見ると、400名ほどのお客様が既に入っていた。私達が歌う「正義の基準」のポーランド語の字幕を食い入るように見つめ、とても熱心に聴いて下さった。池辺先生や森村先生の話もじっと耳を傾けて下さっていた。輪田鼓の太鼓はやんやの喝采。心から楽しんで下さっているようだ。そして、メインステージである「悪魔の飽食」の演奏にも、身じろぎせず、聞き入って下さっている。太鼓が終わったら、帰るお客様も出るのでは・・という心配は杞憂に終わった。そして、悪魔の飽食の第7章を歌い終えると、割れんばかりの喝采。スタンディングオベーションとなった。アンコール曲で、ポーランド民謡の「シュワジベチカ」を歌い始めると、会場が一斉にどよめき、口ずさむ声も聞こえた。

 この公演の後、打ち上げをレストランで 行い、この公演のために労をとってくださった方々にお礼を言い、公演の成功を喜びながら、帰途に着いた。

ヨーロッパ公演『平和旅行記』(1)

 

ヨーロッパ公演『平和旅行記』(1)

ポーランド(ワルシャワ・クラクフ)・チェコ(プラハ)9日間  7月21(土)~29日(日) 混声合唱組曲「悪魔の飽食」『ヨーロッパ公演』平和旅行記(1)

 神戸市役所センター合唱団が委嘱制作した混声合唱組曲「悪魔の飽食」(原詩/森村誠一、編詩/池辺晋一郎・神戸市役所センター合唱団、作曲/ 池辺晋一郎)の『ヨーロッパ公演』平和の旅が07年7月21日(土)~29日(日)の9日間、クラクフ、プラハの公演先を中心に行われ、念願 だったポーランドのアウシュビッツを訪問しました。

 二○世紀の二大戦争犯罪である「七三一部隊」と「アウシュビッツ強制収容所の大量虐殺」、この悲惨な歴史的事実を忘れないために、私たちは 平和のためのささやかな活動を日本国内はもとより、世界に向けて発信してきたこの平和の旅を不十分ながらお伝えしようと思います。 (事務局長 樋口玲子)

ヨーロッパ公演に出発!

ヨーロッパ公演に出発! 出発は21日(土)午前7時50分。関西空港に集合したのは、神戸と福井のメンバー27名。中国公演でも、お世話になった池田添乗員と再会し、メンバーは太鼓とともにルフトハンザ航空の飛行機で、ドイツのフランクフルトを経て、ポーランドの首都ワルシャワに入った。12時間の長旅。普段の睡眠不足を補おうと、ひたすら眠っている人、ポーラランドやチェコについて学んでおこうと旅のしおりを読む人、おしゃべりに興じる人、機内食でのドイツビールやワインを楽しむ人などいろいろな過ごし方をしましたが、現地は日本と7時間の時差があり、フランクフルトには午後3時頃到着。乗り換えてワルシャワには現地時間の午後8時頃には到着。それでも成田組や他の関空組よりは早くつき、ホテルに入ってゆっくり休みました。

 この公演の参加者全員が顔を会わせたのは、翌22日の朝。朝食後8時30分から結団式。この公演のスタッフ紹介が行われ、池辺団長や森村名誉団長から、この公演への思いや決意が述べられました。この公演の参加者は、応援団も含めて170名、北は北海道から南は沖縄まで各地からの参加でした。

ヨーロッパ公演『平和旅行記』(1)

 

ナチス・ドイツに街 の95%を破壊された ワルシャワ

 22日は一日オプショナルツアーでワルシャワの街をバスで巡った。

 落ち着いた、たたずまいの街並みだが、第2次世界大戦時には、街の95%がナチス・ドイツ軍によって破壊された。しかし、戦後国民の努力で、ほぼもとどおりに復元され、今の石畳つづく街並みとなった。

 ポーランド蜂起にみられる抵抗組織の活躍など、抵抗精神を示す話がよく聞かれ、コルチャック先生を生み出した国柄を感じさせられた。この国の誇るキュリー婦人の生家やショパン生家訪問やショパン演奏を聞き、慌しく食事を済ませ、この日の夜には出演者が揃って、池辺先生の指揮でリハーサルが行われた。

ヨーロッパ公演『平和旅行記』(1)

 

息を呑み、見入ったアウシュビッツ強制収容所

 23日は、バス5台を連ねてワルシャワから、ポーランドの南に位置するクラクフへ。朝8時に出発したバスは5時間あまりかけて、たどり着いた。アウシュビッツはドイツ語読みで、ポーランドでは、オシィフィエンチム・・今はみどりに包まれた静かな田舎町ではあるが、 その強制収用所は、戦時中のまま、そこに存在していた。真夏の太陽が照りつけるなか、荷物同様、貨物列車でここに送り込まれてきた人々。食べ物も水もないその過酷な環境のなかで、ここに着くまでに既に息絶えていた人も多かった。

  移住するからと、だまされて連れてこられた老若男女。事実を物語る一枚の写真があった。一人の将校が、列車から降りてきた人々に親指を右・左と示している。その親指の指し示す方向は直接ガス室か、働けそうとみると、収容所送りを意味していた。直接ガス室送りは働けない子ども、妊婦、老人、身体障害者や知的な遅れを持つ人々。何も 知らされず、左右の列に並んでいる姿が映し出されていた。。

ヨーロッパ公演『平和旅行記』(1)

 

収容所で献花 そして祈り・・・

 強制収容所の中には、ここに送り込まれ、殺された120万とも400万ともいわれる人々の遺品が、あった。美しく展示されているのではなく、おびただしい数の栗色の髪の毛やカバンや靴やめがねが山と積まれていた。単に積まれていたその遺品は、何の飾りもなく、そこに置かれているだけだけれども、静かに、しかし強烈に語っていて、息をのんだ。そして、ガス室もその当時同様、そのまま残されていた。コンクリートに囲まれたその部屋で、毎日何百、何千という人々が命を奪われた。ただユダヤ人であるというだけで、平和を望んだというだけで。命が物として扱われる、物以下として扱われるその狂気。

  収容所を見た私たちは、その後少し離れたビルケナウに向かい、そこで、献花し、そして、「悪魔の飽食」から第3章「赤い支那靴」をみんなで歌い、亡くなった人々のその無念さを思い、一人一人が祈った。

  ビルケナウに広がる青い空。そこに吸い込まれていっただろう多くの人々の魂・・・。

  そして、そこで収容所に送られ、奇跡的に生還したK・スモーレン、アウシュビッツ博物館元館長の話を聞いた。いくつかの奇跡も重なったであろうが、その悲惨な毎日の中でも希望を捨てず生還したその話はずっしりと迫ってくるものがあった。(続く)

ヨーロッパ公演『平和旅行記』(1)

 

組曲「悪魔の飽食」E.U.公演・壮行コンサート

2007年7月1日神戸音楽センター会館で

 神戸市役所センター合唱団は、7月21日から29日まで、全国の仲間とともに混声合唱組曲「悪魔の飽食」ヨーロッパ公演を行います。 公演地は、アウシュビッツとプラハの二ヶ所で、森村誠一名誉団長、池辺晋一郎団長のもと総勢約170人で参加します。

 この公演の壮行コンサートが7月1日(日)、神戸音楽センター会館1Fわだつみホールで開催されました。 お忙しい中、特別ゲストとして池辺晋一郎先生を迎え、ヨーロッパ公演で披露する混声合唱組曲「悪魔の飽食」と「正義の基準」の一部を 西日本各地から集まった仲間とともに演奏しました。また、コンサート的要素を織り混ぜたうたう会がプログラムされて盛り上がりました。

組曲「悪魔の飽食」E.U.公演・壮行コンサート

▲ヨーロッパ公演成功を祈念して「正義の基準」「悪魔の飽食」を歌いました。
(指揮:池辺晋一郎、ピアノ:井上由子) =07.01 神戸音楽センター会館で。

 

「永遠の不戦」誓い合って・・・

 会場は100人を超える喜びの歌声でいっぱいになりました。池辺晋一郎氏、持永伯子氏を迎えてのみんなうたう会は、ヨーロッパ公演の成功を祈念して、 フランスでは世界で最も美しい通りと語られている「オーシャンゼリゼ」。ポーランド民謡「シュワジベチカ」(森へ行きましょう~娘さん♪)の歌では じまりました。コンサートの司会は池本・樋口、伴奏は賀川(P)、田中(G)、中里(A)が担当しました。

  続いて会場の雰囲気が変わると、太鼓衆団輪田鼓による歓迎演奏「友愛の鐘」。美しい鐘の音、会場全体を揺るがすような太鼓が鳴り響きました。 うたう会では、今回のヨーロッパ公演は「平和を考えよう」という旅なので、平和の曲を選びました。広島県の人であれば誰もが知っている有名な平和祈念 の歌「青い空は」。今から四十年近くも前に作られた“憧れの歌”「翼をください」。悲しみをこえて生きる勇気を与えてくれる“いのちの歌”「千の風に のって」。また、作曲家の安広真理さんを迎えてピアノ伴奏による「その手の中に」。青年による「響感」などが歌われました。

 第二部は合唱のステージ。混声合唱組曲『正義の基準』より第一章「二つの悪夢」(森村誠一作詩・池辺晋一郎作曲)。混声合唱組曲『悪魔の飽食』より 第一章「プロローグ 七三一の重い鎖」、第三章「赤い支那靴」、第六章「友よ 白い花を」を池辺晋一郎指揮、井上由子のピアノで演奏し、会場は平和を 祈る歌声に満たされました。

組曲「悪魔の飽食」E.U.公演・壮行コンサート

▲太鼓衆団輪田鼓(わだつみ)による「友愛の鐘」が披露されました。